睡眠時無呼吸 外来

睡眠時無呼吸 外来

日本人の3〜5%に認められ、
動脈硬化、 高血圧、 脳梗塞、
心筋梗塞の発症のリスクとなり、
寿命が短くなることが知られていますので、
睡眠時無呼吸症候群の

診療をさせていただきます。


有病率は人口の3〜5%といわれいます。
睡眠中のことなのでなかなか気がつきにくい、いびきをかく程度で受診するなんて恥ずかしい、
生活習慣病などの合併症のことが知られていないと言う理由などで、
まだまだ治療を受けている方が少ないのが現状です。

いびき


いびきの発声源はのど(上気道)です。狭いのどを空気が通る際にいびきが生じます。大きないびきをかくことは病的な状態と考えられます。

労働災害


車の運転中、会議中、商談中、作業中、いつでも時と場所を選ばず眠気が襲ってきます。そのため、交通事故を生じる危険が高くなり、作業効率も下がり、経済的損失につながります。

合併症


脂質異常症
生活習慣病(動脈硬化)
高血圧は健常人の1.4〜2.0倍
糖尿病は健常人の1.5倍
夜間心臓突然死は健常人の2.5〜3.0倍
脳卒中・脳梗塞は健常人の3.0〜4.0倍

診断


簡易型モニター:指先・呼吸のセンサーをつけ、血液中の酸素、呼吸の状態を測定します。当クリニックで検査させていただきます。
ポリソノグラフィー:簡易型モニターで確定診断ができなかった場合、夜間のみ1泊の検査入院が必要となります。東京医科歯科大学など連携施設を紹介させていただきます。

治療 CPAP


持続陽圧呼吸療法:鼻マスクから空気が送り込まれ、睡眠中に緩んだ喉の筋肉によって喉が塞がってしまうのを防ぎます。当初は違和感を感じたとしても徐々に慣れてしまうことが多いと思われます。自己負担は3割負担で月に約5000円弱程度です。CPAPを行うと心疾患の予防や死亡率を減らすことができます。
マウスピース療法:いびき症の方や軽症の無呼吸症の方に有効です。下顎を前方に数mm突き出してかみ合わすようにします。 紹介状を持参して専門の歯科で作成していただく必要があります。当ビル6Fの池袋西口小川原デンタルクリニックの小川原先生と連携させていただきます。